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食事療法 記事詳細

2015.12.19食事療法

第46回信州大学腎臓病教室の献立と開催報告

2015年12月5日に信州大学腎臓病教室の調理実習を開催しました。

今回の献立は腎臓病食としては不可能ではないかと思われている冬の定番料理 『鍋』 です。

これは、腎臓内科が腎臓病食として 『鍋』 を推奨しているということでは決してありません。

今回の献立を考える打ち合わせをしていた時に、当科の女医さんが

『鍋は無理ですかね~。腎臓病患者さんであっても、冬になると必ず食べてしまうじゃないですか。ならばあえて、その注意点についてお話してもらうのは有益なのではないでしょうか?』

という意見があり、『鍋』を採用することにしました。

『鍋』 は塩分摂取やカリウムの問題から、腎臓内科としてはなるべく避けてほしい料理であるのですが、冬になるとどうしても食べたくなる料理の代表格であるので、それにあえて挑戦してみたということです。

今回の献立に関しては、かなり栄養士さんたちに考え抜いてもらいました。

塩分をどうやって減らすか?

カリウムをどうやって減らすか?

ちゃんとしたカロリーが得られるような工夫はできるのか?

『鍋』を行う場合の腎臓病食としての注意点とは・・・?

これらをまとめて講義してもらった内容をこのHPにアップしておきます。

ダウンロードして、今後の腎臓病食を作る際の参考にしてもらえばと思います。

2015.12.5腎臓病教室講義.pdf

そして実際の献立はこれです。

27.12.5キムチ鍋作り方.pdf

市販の鍋つゆの利用や残りつゆを使用した〆(雑炊など)は、腎臓病食としては難しいという結論になりましたが、様々な工夫で腎臓病患者さんでも『鍋』を食べることができるのではないか、という一例を提示できたのではないかと思います。

鍋.jpg

患者さんたちには、様々な工夫を重ねて今後も適正な食事をしていただけたらと思います。

これからクリスマス、年末年始と腎臓病患者さんの食事管理においては、非常に難しい季節になります。

塩分の取りすぎやカリウムの取りすぎで具合が悪くなりやすい時期ですので、十分に気を付けて頂ければと思います。

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