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2009.02.15食事療法

塩分にご注意!!part2・・・塩分?Na?

幾分、外は春らしく暖かくもなってきましたが、皆様体調は良好でしょうか?

冬は腎機能を悪くしてしまいやすい時期なので(冬になると腎臓内科入院患者も増加し、忙しくなる傾向があります)、食事療法も含めて頑張ってもらえればと思います。

前回、腎臓病治療における食事療法では、塩分制限が必要とお話しました。

それは、食塩の過剰摂取により

①腎障害や高血圧の悪化(腎機能障害のある患者さんでは、血圧上昇が腎機能を悪化させます。また腎機能が悪化すると高血圧を来たすという悪循環を形成します)

②水分バランスの悪化(浮腫みや心臓・肺への悪影響)を来たすからです。

それでは、今回は塩分制限の目標値についてお話したいと思います。

皆さん、塩分制限の目標値については主治医からしっかりお聞きになっていますか?

腎臓病患者の塩分摂取量は、6 g/日未満 にするのが基本です。腎障害が進んで浮腫や心不全などの体液過剰症状が出現している患者さんでは、もっと少なくする場合もあります。

塩分が少なすぎて危険では?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、少なくとも3.8g/日までの減量は安全とされています。

塩分制限に関しては、ご自分の摂取する食物の中にどのくらい塩分量が入っているか知る必要があります。

そこで、買ってきた食材の塩分量を調べてみると・・・・・

多くの包装食品は『塩分が〇〇g』と表示をしていない!!のですね。

これは、包装食品の栄養表示は食塩量でなく、何故かナトリウム(Na)表示にするように義務付けられているからです。

ここではっきりさせておきますが、塩分とナトリウムは違います!!!

塩分=塩化ナトリウム(NaCl:ナトリウムと塩素が1つずつ結合したもの)です。

塩分(塩化ナトリウム)の重さは、ナトリウムの約2.5倍なので、

ナトリウム表示してある場合はその数字を2.5倍にして塩分量に換算する必要があります。

例えば、カップラーメンにナトリウム3gと書いてあったら、実際の塩分量はおおよそ 3×2.5=7.5gとなります。

なんと、ラーメンなどを汁まで飲んだら、簡単に一日の塩分量を超えてしまうのです。

多くの患者さんが、ナトリウム表示を塩分表示と勘違いしてる事が多いです。

親切な食品会社はナトリウム表示と併記して、塩分相当量〇〇gと書いてある場合もあります。

ご自分の摂取している食品にどのくらい塩分が入っているか、気軽に眺めるだけでも塩分制限には効果的と思います。

ぜひ、買ったものの塩分量を調べることから始めてください。

皆さんの努力を応援したいと思います。

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