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2011.10.06食事療法

禁煙のススメ。喫煙は腎機能の悪化因子!?

みなさん。こんにちは。

デンマークでは、国民の健康を守るため 「脂肪税」を導入し、脂肪消費量を減らすことで平均寿命を延ばすといった試みが行われるようです。

税を課すことで、健康に影響のある因子を抑制するという試みです。

これと似た考えのもとに日本でも増税したほうがよいのではないかと議論に上っているものが

「タバコ税」ではないかと思います。

タバコというと「肺に悪い」といったイメージはついていますが、実は

「腎臓にもとても悪い」ものであることが分かっています。

タバコは一般に血管を収縮させ、抹消血流を悪くさせるといった作用があり「心臓」や「血管」に大変悪い作用を及ぼすことが知られています。

「腎臓」は微小血管の塊のような臓器であり、その微小血管を介して尿が作られます。

喫煙により腎臓の血流が障害されたり、また腎臓の活動に必要な酸素量が減少したりすると、腎臓は次第に機能が低下していくわけです。

大規模な疫学調査でも、喫煙本数が増えるにしたがって腎機能が低下しやすくなることが証明されています。

腎機能を低下させないためには、禁煙がとても大事になるのです。

税金を課すという手法には、税という公平性から、問題があるのではないか、といった論調も聞こえてきますが、医師の立場からはどんな手段でもよいから国民を禁煙に促すという努力が必要ではないかと感じています。

また、予防できる病気を予防せずに病気を進行させてしまったり、予防できる病気を発症させてしまった場合にかかる医療費であっても、国民皆保険制度の下では、かなりの医療費が国民全体の負担になるのですから、そちらの方が不公平ではないかとも思えてきます。

色々なバランスから、タバコ税が上がるかどうかは国の判断になると思いますが、そうならなくても、ぜひ慢性腎臓病患者さんは禁煙を心がけるようにしてください。

予防できる腎機能悪化因子は、徹底的に排除するのが重要と思います!!

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