Dr.K の弾き語り 記事詳細
2011.01.19【Dr.K の弾き語り】
2010 ASN in Denver
皆さん、こんにちは。
今回は、昨年の11月に
アメリカコロラド州デンバー市で行われたアメリカ腎臓学会(ASN)
の模様をご報告します。
Denver という都市名を聞いて、ぱっといろんな事が思い浮かぶ方はかなりアメリカに詳しい方だと思います。正直、Dr.K は、Denver という都市の存在やその位置やその特徴などは全く知りませんでした。
アメリカ腎臓学会で発表するべく演題登録後に色々調べてみたら、合衆国でもっとも標高の高いところにある都市で、その標高は1500mlもあるとのこと、また、11月の時期には氷点下10℃も切るくらいとても寒いところということが判明しました。高山病の研究施設もあるほどだ・・・・という情報もありました。
とても過酷な環境が予想されたため、今回は、この学会に信州大学からはDr.Kが単独で乗り込んでいったわけですが、当初考えていたよりもとても快適な学会期間を過ごすことができました。
まず、Denver市は、とても整備されているこじんまりとしたきれいな街だなあ・・・・という印象が最初です。昼間の間、学会場で色々な勉強をしながら、夜は街をぶらつくわけですが、夜景もとてもきれいでした。
光り輝くこんな建物や・・・・・
これは、どうやらアメリカのガス会社のビルらしいです。USAのエネルギーが豊富なことを見せつけているのでしょうか・・・・・・?クリスマスシーズンに入りつつあったからかもしれませんが・・・・・。
また思ったよりも寒くなく (この時期としては奇跡的に暖かかったらしく、松本市と気温は同じくらいでした)、それほど違和感を感じることはなく過ごせました。
肝腎の学会発表については、今回は
"The low-dose cyclosporine A treatment improves SLE disease activity of Japanese patients with diffuse proliferative lupus nephritis"
という演題名でポスター発表をしてきました。
信州大学で加療された活動性の高いびまん性ループス腎炎の患者さんたちに
シクロスポリンというお薬を投与し非常に効果があったことをまとめたものです。
Dr.K はマウスを使った基礎研究の発表が多いのですが、最近はこういった臨床研究も力を入れないといけないなあ・・・・・と思ってまとめたものです。
世界中の多くの学会参加者が自分の発表を見に来てくれ、また世界の研究者と様々な意見を交換することができることが、国際学会の醍醐味であり、その意義を実感できる瞬間でもあります。
今回は、信州大学の腎臓内科で初期研修を行い、その後、腎臓内科を志し現在は関東の大学で研究生活を行っている K西Dr. や、京都で腎研究を続けているA木Dr.とも久しぶりの面会を果たしました。
写真はDr.K と K西Dr.です。
こちらは、京都大学の A木 Dr.です。
信州大学の腎臓内科から巣立っていった医師達が、他の地でも立派に成長しアクティブに活動しているのをみると、とてもうれしく思うとともに、自分たちもさらに積極的な活動を続けなければいけない、と感じさせられます。
また、その他にも、他大学で活躍されている多くの日本人研究者ともお話することができ、一人で行った割には、全く寂しくない学会となりました。
今回の刺激を励みに、今後の研究生活の原動力にしていきたいと思います。










