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2023.09.19ニュース

本郷利幸医師が日本腎臓学会東部学術大会で大会長賞(ダイバーシティの部)を受賞しました

本郷利幸医師(3年目)が第53回日本腎臓学会東部学術大会(2023年9月16-17日、仙台国際センター)で大会長賞(ダイバーシティの部)を受賞しました。

演題名は、「3 ヒット仮説をもとに治療を検討した腎限局型の造血幹細胞移植関連血栓性微小血管症の2症例」です。
造血幹細胞移植後の血栓性微小血管症(TMA)は治療が難しい腎障害病態の1つです。近年、その成因には、患者素因(1ヒット),移植処置(2ヒット),移植後の感染,GVHD,カルシニューリン阻害薬などによる影響(3ヒット)といった複数の内皮障害因子が相乗的に関与するという3 ヒット仮説が提唱されています。このような仮説をもとにTMAの成因を考えながら、複数の因子に対して、多角的に治療を組み合わせながら治療を行い、腎機能の安定化が得られた2症例の報告です。
今後、造血幹細胞移植後TMAの診療に役立つ重要な報告です。

東部腎本郷先生2023.jpeg


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